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葉山に暮らす

+Hコラム
2020.11.17

葉山に暮らすようになり、不便だけど暮らし続けているのはなぜだろう…と、ふと考えることがあります。

実家は横浜。葉山から車でさほど時間がかからず行ける距離にあり、横浜といってもはずれのほう…。
なのでこの辺りは横浜に越してきた頃から家族で訪れたりしていて、何となく馴染みがありました。

葉山暮らしがスタートしても、はじめの何年かは都内まで片道約2時間をかけて通勤し、
終電で帰宅することも少なくなかった日々。

子育てを通して、ようやく地元の温かな人たちとの関わりや葉山の奥深さがわかってきました。

そして、ここでの暮らしの変化のなかでも変わらず、あたりまえのように
「一色海岸」に訪れていることにも気付かされます。

子どもが初めて目にした海

誰もいない冬

夏の朝ヨガ

晴れた日の家族で散歩をするときのルート

買い物のついで

美術館の帰り道…

日々の何気ない生活のなかにこの場所があります。
華やかでなく、できるだけ人がいない時間と時期に訪れて波音を聞く。
ただただ落ち着く。

これが、不便だけど葉山に暮らす一番の理由なのかも知れません。

もちろん、富士山が望めること、以前「CNNが選ぶ世界のビーチ100」のなかに
選ばれた美しいビーチであること・・
目に見える美しさはもちろんありますが、それだけではないチカラがあります。

海岸までの風景に四季を感じながら歩けるのも、葉山でも山の方に住む者の特権と思っています!

葉山暮らしのなかでの発見、これからも楽しみたいと思います。

写真家 安彦幸枝さんに撮影していただいた一色海岸へ続くこみち

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