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動く彫刻~モビール~

+Hコラム
2020.12.06

モビール。「動く彫刻」と言われています。

わずかな空気の流れにも反応して動く様は、時間の流れをゆったりと感じさせてくれ、
慌ただしい日常をしばし忘れさせてくれます。

冬の寒さが厳しい北欧では家で過ごす時間をとても大切にすることはごく当たり前の習慣です。
そして、北欧の暮らしのなかにモビールがあたり前のように溶けこんでいるシーンもよく見かけます。


デンマークの紙のモビールやデザイン性の高いモビール、スウェーデンのフェルトのモビール、
スウェーデンからフィンランドに伝わった藁を素材とするヒンメリ・・。
知育玩具として、芸術作品として、クリスマスオーナメントとして飾られているもの・・。
それぞれの国で少しずつ素材やデザイン、意味合いは違っても、
伝統を重んじながら、現在も新しい作品が作り出されて、それぞれの空間で使われています。

日本でもインテリアコーディネートのアクセントとして、子ども部屋やリビングで
モビールが使われているのをよく見るようになりました。
モビールが空間にあるだけで、お部屋の印象が変化し、遊び心が増します。
季節毎に変えたり、気分で変えたりしても楽しいアートです。

今年は家で過ごす時間が増えました。
仕事もプライベートも同じ空間は、移動時間がない分、気分転換をする工夫もあると過ごしやすいですね。
様々に変化する「動く彫刻」を時々眺めて、onとoffの切り替えをしてみてはいかがでしょうか。  

我が家にあるオーレ・フレンステッドがデザインしたデンマークのモビール
我が家にあるオーレ・フレンステッドがデザインしたデンマークのモビール

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